ばらの木
世界を支える
太い血管みたいに
生々しく、力強く、しなやか
いきいきと生きるいのちは
それだけできっと魅力的なんだ
だって、ほら
まっかなバラは
さびしかった心を明るくしたよ、と歌われているし
有名な絵本の王子様にとっても
“特別”な存在がばらの花
時代を越え、国を越え、あいされてる
先日、道草途中に
家に沿うように咲いた立派なばらの木をみつけました
初めて、ばらの“木”をみつけて感動
風が吹いて、ばらのかおりが満ちてました
姿かたちでハッとすることはあっても
通りがかりにばらの花のかおりで
というのはめずらしい気がします
(今からの季節、くちなしとか秋には金木犀とかは
ありますが…)
そして“ばらの花”で繋がる もうひとつのことばたち
それは、震災に対してのおもいのおさめどころのヒントとなった
復興書店・Words & Bondsへのよしもとばななさんの寄稿
3月なのに、東京は信じられないくらい寒かった。
…(中略)
もっともっと寒い地域で家をなくした人たちのことをしょっちゅう思うけど、
自分の知り合いでない人のことを思いすぎるのはなんとなくいけない気がした。
自分の思える人のことを精一杯思うしかないといつでも思ってるから。それぞれ
に分け持っている分量があるように思う。その人にとっての縁というものがある
ように思う。縁がくればためらいなくさっと動き、そうでないときはよけいな
ことを考えない。
でも、たくさんの人の人生が急に終わったことにはものすごい衝撃を受けていた。
ばらの花 / よしもとばなな
<復興書店・Words & Bondsのvol.01(一番下までスクロール!)で全文が読めます>
“縁がくればためらいなくさっと動けるように
自分のおもえる人のことを精一杯おもう”
そうやって日々の生活を
今までよりちょっとだけでも充実させる
それをつづけていこうとおもいます
by wonderxcandy
| 2011-05-13 22:59
| For Smile :)